こんにちは。学生インターンとして、4か月ほどJMSAの仕事をお手伝いをさせて頂きましたIです。先日、社長と一緒に、来日したミャンマー人留学生を空港付近のホテルまでお迎えに行きました。その時の様子や、実際に留学生と交流して気が付いたことをお伝えできればと思います。
まず、空港付近のホテルでミャンマー人留学生2人と合流しました。
どちらの方も私と近い年齢で、母国を飛び出し数年間日本で留学することにも驚きましたが、もっと驚いたことは言語スキルの高さです。私は2人を迎えに行くにあたって、どんな支援が必要か考えていたのですが、彼らが出来ることを想像していなかった事実に気が付かされました。
また、彼らと話す中で、お互いに異なる点はもちろん、例えば好きなマンガなどの共通点もあることを実感し、親近感が湧きました。
お昼には、私と社長、留学生2人で中華料理店に行きました。社長と学生の食べるスピードが非常に早かったので、私は遅れをとらないように急いで食べていたのですが、私の隣で食事をしていたもう一人の学生の様子をチラッと伺うと、私と同じく明らかに遅れをとっているのに、意外にも焦っている様子は見られませんでした。(その学生がポーカーフェイスだったのかも知れませんが。)
その状況から、周囲のペースに合わせながら食事をしようとした私の行動は、日本で生活しているから身についた習慣なのかも知れないと感じました。また、お店のウェイターから届いた料理を、学校で習ったように「汁物→左・ご飯→右・おかず→中央」で配膳していたのも私だけだったことから、教育と文化のつながりを実感しました。
昼食後、既に日本在住のミャンマー人宅へお伺いし、もう一人の留学生と合流しました。
その日含め、今までお会いしたミャンマー人は合計しても数名なので一概には言えないと思いますが、私からミャンマー人に対する第一印象は「あまり自己主張をしない」人々です。
ミャンマー人のなかで、どうしてそんな共通点があるのかとても気になりました。
今回、ミャンマー人留学生と直接交流したことは、自分にとって非日常だった外国人の存在が、かなり身近な存在に変化し、外国人を取り巻く問題をより自分事として捉えられるようになる良い機会だったと思います。さらに、自分のなかで無意識に内面化していた日本文化を発見し、生まれ育った日本を改めて見つめ直すきっかけになりました。この気づきを踏まえて、日本で生きづらさを抱える人々への支援について、今後も考え続けていきたいと思います。