こんにちは!インターン⽣の⼩⻄です。
今回のブログでは、当社⽇本⼈アドバイザー深⼭沙⾐⼦の著書『中⼩企業が⽣き残 るための外国⼈雇⽤戦略』の書評を執筆しました。 書評を執筆するのは初めてなので、お⼿柔らかにご覧いただければ幸いです^ ^
【書評】
本書の中で筆者が経営者の皆さんに投げかけている問いがあります。 その問いとは、“求⼈の募集条件を「⽇本⼈」に限定していないか?”というものです。
⽇本の現状では、2 社に 1 社は⼈材不⾜に陥っています。そのような状況の中でも、 ⽇本⼈の労働者にこだわるのはなぜでしょうか。
確かに、外国⼈を雇う場合、多くの問題が考えられます。例えば、「⾔葉の壁を越え るのが難しい」「出⼊国の⼿続きが煩わしい」「プライベートのことまで⾯倒を⾒るのは⼤変」など。他にもたくさんの問題や課題があることでしょう。
では、デメリットよりもメリットが多ければどうでしょうか。外国⼈を雇うことで 発⽣するのは、問題よりも利益の⽅が多いとなればどうでしょうか。ここで発⽣する 問題に対処するのは“必要な⼿間”であると筆者は考えています。例えば、外国⼈就労者のために⺟国語で業務マニュアルを作成することは、業務内容を確実に伝えるため、そして、その就労者の能⼒を最⼤限活かすためにも必要なことなのです。
外国⼈雇⽤における 3 ⼤メリットは、「若い⼈材を獲得しやすいこと」「企業の海外 進出につながること」「事業計画が⽴てやすくなること」であると述べられています。 詳細については本書で確認していただきたいのですが、どれか⼀つをとったとしても外国⼈を雇う価値は⼗⼆分にあると考えられます。
このように、多少の⼿間やコストはかかりますが、うまく活かすことができれば、 それらを超える利益が得られるのです。そして、新しい⼈材を獲得しづらい中⼩企業こそ、外国⼈を雇⽤すべきなのです。
本書は、外国⼈を雇⽤することを決意した⼈、そして外国⼈雇⽤で以前に失敗したことがある⼈向けの内容であると考えられます。外国⼈材を雇⽤する上で、何から始めればいいのか、何に気をつければいいのか、そして、その後には何が起こるのかがすべて掲載されています。例えるならば、本書は⾼性能のカーナビであり、分かれ道に⽴ったときも丁寧すぎる案内のおかげで迷うことなく、読者は⾃らのゴールを⽬指して進むことができるのです。道の途中で少しでも不安になったときは、本書に聞けばきっと正しい道を教えてくれるでしょう。
読後、最初に感じたことは本の構成に⼀切の無駄がないということです。外国⼈雇⽤をすると決めている⼈にとっては過不⾜がない内容で良いかもしれません。その⼀ ⽅で、ぎゅっと内容が凝縮されているため、外国⼈材を求⼈の選択肢として最近考え始めた⼈やまだ検討段階の⼈が何の知識もない段階で本書を読んでしまうと、その情報量の多さに圧倒され、内容を完全には消化できないかもしれません。 そのような外国⼈雇⽤ビギナーの⽅は、技能実習制度などについて理解をしてから 本書を読むことで、その効⼒が最⼤限発揮されると思います。過去のブログで、「技能実習制度」について初⼼者でも分かるように説明されているので、ご興味があればぜひご覧ください。
巷では多くのビジネス本が出回っています。しかし、それらの中には残念なことに、淡々と情報だけを羅列しているものやインターネットで調べればすぐに分かる情報ばかりを掲載しているものもあります。本書が他の本と異なる点は、外国⼈の⽇本での暮らしをサポートしてきた⻑年の実体験をもとに、現代社会の実情や外国⼈雇⽤ を多⾓的な視点で書いていることです。「百聞は⼀⾒にしかず」といいますが、実際に ⾃分の⽬で多くのことを⾒てきた⼈が発する⾔葉にはやはり説得⼒があります。
端的に⾔って、本書は良い意味で読者の期待を裏切ってくれるでしょう。お⼿に取っていただいたら、後悔はさせません。
現代を⾶ぶすべての「ライト・フライヤー号」の旅路が幸せであふれることを⼼か ら願っております。
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