こんにちは、「【連載】はじめての外国人雇用」をご覧いただきありがとうございます。
今回、本連載を担当する日本ミャンマー支援機構株式会社の岡本です。
日本ミャンマー支援機構株式会社では、外国人材(特にミャンマー人)のご紹介を行っています。
外国人に雇用を与えることで平等な社会を目指すと共に、少子高齢化により労働人口が減少する日本に人材が集まる国づくりの一翼を担いたいと考えています。
外国人材を正しく雇用することで、中小企業を元気にしたい。弊社は、企業と外国人材のどちらもウィンウィンになるような外国人雇用をサポートしています!
この連載ブログでは、今まで外国人材採用をしたことがない中小企業の事業者様に向けて、当社日本人アドバイザーの深山著の『中小企業が生き残るための外国人雇用戦略』(以下『外国人雇用戦略』)という本をもとに、岡本が外国人の職業紹介の実態を分かりやすくご紹介していきます。
是非、『外国人雇用戦略』をお手元でご覧いただきながらこのブログを参考に見ていただけたらと思います。
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ミャンマー人はどんな気質?
外国人材を初めて雇用する方は、それぞれの国がもつ人の気質を事前に知っておくと、入社後のトラブルを防ぐことが出来たり、うまく付き合い関係性を築くことで長期雇用ができますね。
人それぞれ性格は違うものの、日本人であれば「真面目・謙虚・協調性がある」などといった国のバックグランドから来る性格の特徴があるものです。
当社はミャンマー人を専門に人材紹介をしてきていることと、当社社長がミャンマー人ということで国の背景をよく理解してミャンマー人の気質を把握しています。
では、いったいミャンマー人はどんな気質を持っているのでしょうか?
①温厚
(ただし、どこかでスイッチが入ると激昂する)
②自制心がある
(「デーカンデー」といい、美徳とされる性質)
③いつも微笑んでいて、平和主義
(通常は平和主義だが、給与や民族主義に関しては譲らない)
④誇り高い
(職場で叱ると、「アシェックエーデー」恥をかかされたと翌日失踪されることもある)
⑤家族第一
(生活保護も健康保険もない国では、家族以外に頼るすべはない)
⑥子供は親に絶対忠誠
(結婚・職業も親が決める)
この6つが基本的にミャンマー人の気質です。
一緒に働くときにこの気質を理解しておくことで、トラブルを防ぐことができます。
当社がご紹介している外国人材の特徴は?
日本ミャンマー支援機構株式会社では、企業様に人材をご紹介する前に当社で求職者(外国人材)と面接をしています。
日本人のアドバイザーと当社のミャンマー人社長、求職者の3者間で面接を実施し、両国の視点からみて日本企業に紹介できる人材かを見極めております。
そこで、当社が面接で見ている見極めポイントと特徴をご紹介いたします。
①真面目である
勤勉な気質をもつ日本人と働くうえで、重要なポイントになってきます。
約束を守れるかどうか、時間どおりに動けるか、人の話をきちんと聞くことができるかなどを面接で見ており、入社後に一緒に働 く日本人とうまくやっていけるかどうかを見ています。
②明るい
自分の母国語とは違う言語の国で働く場合、仕事をしながらその国の言葉を覚えていく必要があります。
明るい性格の人材は周りから好かれるので、積極的にコミュニケーションをとり、話しかけてくれる環境を作りやすいです。そのため、早く仕事を覚え日本語を理解するスピードも上がります。
そのため面接では、挨拶が自分からできるか、日本語を間違えてもはきはきと喋れるかなどを見ています。
③やる気がある
第2回のブログで少し書いたのですが、日本に働きに来る外国人は基本的に「稼ぎ」に来ているのです。
主にミャンマーでは安定した収入を得られなかったり、安全に働くことができないという理由で日本で仕事を探しに来る人材が多くいます。
このような日本で稼ぎたいという意欲が強い人材は我慢づよく、すぐに辞めることはありません。
そのため面接では、求職者が日本で働く背景を聞き、日本で働く意思の強さ、やる気を見ています。
④努力家
③で記述した通り、やる気があるので仕事を覚え、スキルアップに伴う昇給や賞与をもらうために一生懸命働きます。
仕事を覚えるのに人一倍練習をしたり、仕事が終わった後に日本語を勉強し日本語能力試験を受けたりなど、努力できる人材を見ています。
そのため、面接では③と同じで求職者が日本で働く背景を聞いてやる気を見るほか、過去に何か一生懸命やり遂げたことがあるかを聞きています。
⑤大学を卒業している
当社でご紹介している多くの人材は大学を卒業しています。大学で学んだ知識を活かし、一度ミャンマーで就職してから日本で仕事を探す人材がほとんどです。そのため、知識と経験をもつ即戦力となるような人材をご紹介しております。
例えば、大学で土木工学を学んだ人材が母国の建設会社で働きます。その後20代前半から30代前半くらいで日本の建設業界等で就職する、等です。
以上、「ミャンマー人の気質」と「当社が紹介している外国人材の特徴」のご紹介でした。
初めての外国人採用では、外国人材の母国の気質を理解することが大切です。
冒頭に書きました通り、それぞれの国の気質を事前に知っておくと、入社後のトラブルを防ぐことが出来たり、うまく付き合い関係性を築くことで長期雇用ができますね。
また、当社の紹介している外国人材は「日本企業に紹介しても長続きする人材」を事前面接で見極めてから企業様にご紹介していますので、初めての外国人採用でも不安になさることはございません。
一社一社の社風や理念、雇用条件が合うような人材をご紹介しております。
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